1.業務要件(1-1.システム化の目的・背景・狙い)

システム化の目的・背景・狙い

1-1.システム化の目的・背景・狙い
システム化あるいはプロジェクトを行う理由を説明した資料。進む方向性とも言え、この段階で上位者と認識の齟齬があると後述の手段(業務改革やシステム化)がひっくり返されることもあるため最も重要な資料だと言える。
ユーザー企業にヒアリングをしながら問題点・影響・原因・対策を整理していくのだが、実はこの作業は要件定義より前の「企画(システム構想とも呼ばれる)工程」にて行われていることが多い。

 

目的
なぜシステム投資を行うのか、何を達成しようとしているのか。
(例)現行システム陳腐化による過大な事務負担の軽減を目的として、新システムを構築する。

 

背景
前述の目的で書いた事柄がなぜ起きているのか(問題点や原因)。

 

(例)
・現行システムは構築から8年が経過し新たな業務への対応が困難であり、それを手作業で補っているため事務のミスが増加している。
・新業務に関する事務の比率が増加しており、今後さらに事務負担の増大が予想される。
・現行システムのインフラの多くは既にサポート期間が終了しており、維持管理上の深刻な課題となっている。

 

狙い

 

システム構築によってどのような効果を期待しているのか。

 

(例)
・システム化が未着手の○○業務への対応による効率化
・上記の○○業務システムと基幹システムとのデータ連携
・手作業によるデータ・チェック作業の自動化による人為ミスの減少